喫茶店

馴染みのない街で手ごろな喫茶店を見つけた。間口が狭くうなぎの寝床のような細長い間取りの店だが、コーヒーが美味く、食事もいい。マスターは美しい女性で、僕はすぐに常連になろうと決めた。
ある時、知人と何人かでその店でコーヒーを飲んでいるときのこと。マスターはガラス製の大きなコーヒーポットごと僕らに預けてくれた。自分たちで勝手におかわりして好きなだけ飲んでくれということなのだろう。そのポットはなぜか飲んでも飲んでもコーヒーが減らない。同席した知人の一人が、このポットを持って帰ろうという。マスターは店の奥にひっこんで姿が見えない。僕は、それはやめたほうがいい、これはマスターの大事なものだからと反対した。結局うまく服の下に隠してポットを外に持ち出した。ところがなぜかそれがばれて、僕はポットを弁償することになった。そこで目が醒めた。

前の日あまり食事をとらず空腹のまま眠りについた。
そのせいだろうかこんな夢を見たのは?